蚊帳の中の独り言。

青年海外協力隊 2017年度2次隊 トンガ 看護師

第2回NCDs研修を振り返る、

 

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第2回NCD研修の参加者の皆様、

参加はできなかったものの、協力していただいた多くの皆様、

まず、すべての皆様に感謝の気持ちを。

 

 

 

 

とりあえず、

終わってよかったー

 

これに尽きてしまうんですよね、すみません(笑)

まじめなことは、JICAブログの方に書きますので(笑)

ここでは裏話とか反省とか。いろいろあったなーという思い出話を。

 

 

この話が始まったのは、前回終わって2週間くらいしてからだったかな。

今回の企画者であったYちゃんとは、任地が一緒で、週末はよくうちでお茶会をしていて、そのときもいつもと変わらない週末だった気がする。

たわいもない話をしていたときに「第2回をトンガでやりたい」と言われたときは、

私は猛反対(笑)

だって、絶対に大変だもん!

と目に見えていたわけで。

ただでさえ、タイ出張での傷も癒えていない中での話。

 

自国開催なんて、絶対に大変。いや、大変。

 

でも

「カウンターパートを痩せさせたくないですか?」

の魔法の一言で、私は

「やる!!!!!」

とこの話に乗ってしまったのであります。単純。(ていうか、そこが理由だったのかよ、とかいうツッコミはお受けしませんw

 

 

 

そこから企画書を練りだして、いろいろぶち当たった壁。

これは目的と成果じゃないとか、モチベーション維持の理由だけではだめとか、

メーリングリストもなかなかうまくいかなかったりとか、研修自体がなくなりそうになったりとか、調整員さんとやや言い合いになったりとか。

まあ振り返れば、きりがないんですけども。

 

当日はいろいろ準備したつもりでも、本当に準備が足りなくてアタフタ。とくに英語。

自分の英語能力の低さは知っていたものの、前に出ると全然喋れない。3日目なんて本当に準備不足過ぎて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

研修が終わり、主催者ってこんなに学んだ実感がないものなのか。というのが実際の感想。

報告書を書かなかきゃなのに、ブログなんぞ書いてる。やる順番違くないか?というツッコミはお受けしません←2回目

おそらく、睡眠不足も大きな原因の一つだし、なにより周りのことばかり考えすぎて、全然自分のことまで手が回らな過ぎた。

だからこそ、この研修で研修に参加してくれた隊員やCPは学べたのだろうかと不安の気持ちがとても大きい。

研修期間中ずっと、

「在外研修を行う意義とは。」

という点についてすごい考えさせられた。

トンガで行った意味はあったのだろうか。

カウンターパートにもっと活躍の場を与えた方がよかったのでは。自分のことで精いっぱいで、カウンターパートもあんな調子で、周りが見えなくなってしまうから、あまりこのことを伝えてこなかった。

いや、実際トンガで行う意味ってそこにあったのでは。と思えて来た。今更だけど。

 

それでも、カウンターパートも3キロ弱だけど痩せることはできたし、とりあえずほっといたら簡単に太る人たちだから、

この研修を理由に痩せよう!ってできたのはよかったな。

せっかくみんなで作った動画もあるし(まさかこんなに早く動画を編集して貰えると思わず、本当に仕事が早くて感謝です。活動終わる前に手元に残せてよかったーあと数日の活動で積極的に使用したい)

毎日これをやったらどれだけやせるかチャレンジみたいなのもやりたかったな。

ミクロネシアの報告を聞いてて、100日チャレンジ(だったかな?)ちゃんと始めてて、

わたしはCPだけに絞っちゃったけど、もっと周りを巻き込めば、結果も変わってきたかなーとか思ってみたり。

 

「説得力のある指導者」

ってわたしにとっても永遠の課題だし、トンガはまだ太ってることに関して寛大だけど、

日本ってそうじゃないし、太ってる=自己管理能力が低いとも思われやすいし、

わたしも地道にダイエット続けます。(そこ)

 

ここまでだけみると、ダイエット隊員みたいになってる(笑)

 

 

あとは、引っかかってることとして、どうしても《モチベーション維持》って言葉が前面に出てきてしまうこと。

実際、わたしも今回の研修で進捗発表があるっておかげで、進んだ活動もある。

でも、すごい額のお金を使わないと、モチベーション維持ができないのか

ってそれはまた違うわけで。

もっと違う方法で、モチベーション維持できないものなのか。

と考える今日この頃。

 

 

でも、研修終わったすぐだけど、カウンターパートが変わった!とか、もっと頑張ろうと思った!とか、新しい活動が始められた!

とかいう成果があった人たちの報告も聞けて、本当に嬉しい限りです。研修やってほんとによかったと思う!

 

でも大切なのはこれから。

何事も《続ける》ことが大切なんです。

三日坊主で終わらせない、習慣化できるようになる。

もちろん、この大洋州の人々に押し付けるのではなく、現状を変えたいのならば、

“まずは自分が変わらなければ何も変わらない”

んだと思うんだな。

 

 

 

このブログを読むかはわかりませんが、

運営の中心にいてくれたYちゃんには心からの感謝を。

やはりバリバリのキャリアウーマンだなーと思って仕方がなかったです。

どうしても医療者って受け身が多いと思うんですよ。医師の指示で動くのが基本だし、まして協力隊にきてる年代って、まだ若い部類で自分で病棟やら科を動かすみたいなのも少ないし。まずメールで仕事上のやり取りしないから、わたしは大量のメールを捌くのに追いつくので精一杯だった(笑)

Yちゃんなしでは、この研修は絶対に行わなかったし、行うことはできませんでした。きっとフィジーの第一回だけで終わってたんじゃないのかな。

企画運営みたいな、いろんなコネクションを作って積極的に動くことができるような人材が今のNCD対策には必要で、もちろん医療者は必要な分野だけど、もっと広い視野を持てる人を使うことによって、変わっていくこともあるのでは。と気付くことができました。

いろいろとイライラさせちゃった部分も多かっただろうけど、たくさんいろんなことを学ばせてもらった半年間でした。ありがとう。

 

もういい加減、逃げてきた報告書に手をつけなければならないので、

このへんでやめておきます(笑)

なんだか内容があるようなないようなブログですみません。

そして、自分で撮った写真がほとんどないので、

だれかから頂いた写真を最後につけます。笑

 

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本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした、

きっとこの研修のことは忘れない、忘れられない、2年間の中での大きな経験でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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