蚊帳の中の独り言。

青年海外協力隊 2017年度2次隊 トンガ 看護師

任国外旅行〜ニュージーランド編〜

 

 

もう帰ってきて1週間以上経ってしまいました。
帰りの飛行機の中が寒くて、完全に風邪をひき、鼻水ダラダラ、咳はコンコンという一週間を過ごしてました。
さて、ニュージーランドへ行ってきました。
ニュージーランドの率直な感想を備忘録的な感じで。  

 

 


・飛行機で3時間弱で着く、恐ろしいほどの都会。
…よく考えたら東京から北海道や沖縄へ行くのと変わらない時間くらいしか、飛行機乗ってないのに、あまりの都会っぷりに驚いた。笑
オークランド空港に着いて行ったトイレの自動洗浄に「え…???」ってまるで初めて異質な生物を見たかのような声をあげてしまったのだから、染まってるなあ(笑)

 


・どこの街にもある、SUSHI の看板
…オークランド空港→ロトルア→ワイトモ→オークランドとバス移動をしていたので、たくさんの街を通ってきました。
どこの街にも存在したSUSHIの看板。
もちろん日本のチェーンではなく、おそらく中国系のチェーンです。
中国人なんだから中華料理やれよって思うけど(笑) 明らかに日本食屋さん多かったなあ〜〜それだけ日本食って健康的って思われてるのかなあ、、、
韓国人がやってる日本食屋さんにオークランドに住むトンガ人に連れて行ってもらったけど、
グリーンティーが甘いコーン茶みたいなのが出てきてきたし、ブロッコリーの天ぷらやじゃがいもの天ぷらって初めてみたんだけどって感じだった。笑 まあ美味しかったからいいんだけど(笑)


・超多国籍な国
…ほんとさまざまなな人種がいた。欧米系はもちろんいるけど、それ以上にアラブ系、アジア系、アフリカ系、ポリネシアン系……
ほんとさまざまな人種がいて、びっくりした。時折道を歩いていて、日本語を聞いて振り返ってしまった。笑 
超多国籍な文化だから、英語が大して喋れなくても向こうも頑張って汲み取ろうとしてくれる。きっとその人たちも苦労した経験がある分、丁寧に教えてくれる。

 


・トンガ文化と似ているマオリ文化
…マオリ文化の一つである、ハンギという食べ物はトンガ料理のウムによく似ていた食べ物でした。トンガ料理と違って、芋類だけでなく、キャベツや人参とか入ってたから、さすがニュージーと思っていたけど(笑)きっとマオリ族しかいなかった時代は、芋だけだったんだろうなと思いながらいただきました。笑

 


・温泉の街、ロトルア
着いた瞬間、硫黄の匂い。うわ、懐かしい!ってなった。
さすが別府と姉妹都市!
ロトルアマラソンというイベントがあるからもっと人で賑わってるかと思いきや、そんなこともなく、静かで落ち着いた街でした。
温泉は、運良く2箇所入れて、有名なポリネシアン・スパという7種類くらいある温泉がある水着着用のスパとニュージーランド人の旦那さんと日本人の奥さんが経営してるベストインロトルアさんの掛け流しの個室風呂を入らせてもらいました。


ポリネシアンスパは夕方から行ったので夕暮れと夜空をゆったりと眺めながら入れて、水着着用ではあったものの、それはそれでよかったかな。
ベストインロトルアさんは、個室で裸で入れたので、すごい気持ちよかった。久々にお風呂!に入った気がして。奥さんも素敵な方で、トンガから来たって言ったら「協力隊の方ですか?!」って言ってくれて、嬉しかったなー。忙しい中なのに特別に入れさせてもらえて、本当に有り難かったです。とても良くしてもらいました。

 


・振り替え輸送に往復とも巻き込まれる。
…オークランドでは、エウアでいつもお世話になっている家族の親戚がオークランド空港のそばに住んでいるということで、そちらに泊めさせていただきました。そこから電車でオークランド市街に出て遊びに行ってたのですが、2日目。行きの電車が急に途中駅で止まる→とりあえず降りて次の電車を待つも来ないらしいという雰囲気漂い、スタッフに聞く→バスに乗れと言われバスに乗る→オークランドに着く
帰りも何も考えずに切符を買って、電車の電光掲示板を見上げたら、何も書いてない!!!!!!
焦ったわたしたちは、とりあえずそこらへんにいたおじさんに間違えて切符を買ってしまった。゚(゚´ω`゚)゚。と慌てて伝えたら、
大丈夫だよ、そのチケットままで。特別バスが出てるから!それになってニューマーケットというところに行って、そこからなら電車出てるから言われる。
観光バスを貸し切ったやつで、本当に特別バスだった。
電車にも乗って一安心して、あと数駅かなってところで、急にそばにいた韓国か中国系のお姉さんから、
その駅で降りるなら、今降りないとダメだったんじゃない?
といわれる。


え????待って、今、ドア閉まったし???


と焦る。
慌てて、乗員さんに尋ねると、大丈夫だよ、2駅後だから、このまま乗っててと言われる。


なんだったんだよ、あのお姉さん。笑 焦らせないでくれ。。

 


・やっぱり美味しい日本食
…日本食ばっかり食べていた気がする(笑) 寿司、天ぷら、刺身、ラーメン、揚げだし豆腐、うどん、プレミアムモルツ、、、
美味しかったのは、オークランドで食べた日本人が経営してる日本食屋さん。
やっぱ味がわかってるなーってなった。笑
そして、注文が日本語でできるのが嬉しい。店内に日本語が飛び交ってると嬉しい。
とりあえず、日本を感じると嬉しいってなった。笑

 


・とりあえず、いろいろなものがでかい。
…バスがでかい。市内バスなのに、2階建バスとか。誰がそんなに乗るの??レベル(笑)
スーパーはさすがの欧米系のデカさ。種類の豊富さ半端ない。トンガに分けて欲しい。そして、安い。
わたしが半年間求め続けていたトンガでいちばん美味しいであろうアイスがら何種類も売っていて唖然。溶けるものじゃなかったら絶対に買ってた。チョコを買ってこい職場の人々に言われたので、大量にチョコを買った。ワインも種類が豊富で、自分用にニュージーランドワインを買った。

 


・トンガ人の家族愛
…トンガには、出稼ぎ文化というものがある。だいたいトンガ人に家族の話を聞くと、大きい子どもを持つ大人なら、子どものうち、1人か2人はオーストラリアかニュージーランドに住んでいると言う話を聞く。
わたしがオークランドで泊まらせてもらったお宅もまさしくその一種。
ホストマザーのような存在だった女性がわたしがエウアでの生活でよくしてもらっている人の旦那のお姉さんで、トンガで生まれ育ち、18からニュージーランドで暮らしていて、そこで結婚して子供をもうけ、もう孫までいる。
彼女は「自分たちはニュージーランドでとてもいい暮らしをさせてもらっている。エウアにいる家族たちは貧しい生活を強いられているから、仕送りをしている。エウアの家族のことを忘れたことは1日もない」
簡潔に書くとこのような話をされ、家族の絆の強さを感じさせられた。
わたしの旅の相方は、彼女に会ったことはあったが、わたしは会ったことがなかった。それでも、ずっと前から知り合いだったかのような、そんな風に感じさせられる優しさに別れ際には泣きそうになったくらい。
カフォアという、首や腰に付ける伝統的な飾りを彼女は作って売っていて、1つNZドルで150ドルくらいするのに、わたしたちにプレゼントしてくれた。
荷物は最低限にして日本には帰りたいけど、これだけは絶対持って帰らなきゃ。

 


なんだか、とても長くなってしまったので、この辺で。
ニュージーランドはとてもいい国でした。
治安もわりと良くて、暮らしやすそうな国だなーって思いました。


また年明けにオークランドには行く予定なので、また違った旅ができたらいいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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